こんにちは!東証プライム上場企業サラリーマンのさらりい(@sararii_blog)です。
今回は「年収260万円の低年収サラリーマンだった私が、いかにして30代前半で1,700万円の資産を築くことができたのか?」その理由を転職にフォーカスを当てて紹介します。
結論を簡単に言えば、転職で年収200万円アップ→貯蓄加速という流れです。給与水準の高いオススメの業界や転職活動で注意すべきことなどもまとめています。ぜひ最後までお読みください!
いきなり転職はハードルが高い…!という方も
心構えは知っていて損はないはずです
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目次
手っ取り早く収入を増やしたいならば、今より給料の良い環境に身を置くことが大事です。
つまりは転職ですね。
私自身、転職先は年収を200万円アップできる会社を選びました。
単純計算で月16万円の収入増です。新卒の給料1ヶ月分くらい増えてますよね。必然的に転職前とは比較にならないほど貯蓄ペースが加速しました。
前職は社員40名程度の小さな会社で、私の能力としては平凡な営業マンだったと思います。
平凡な営業マンが年収200万円アップのオファーをどうやってもらったの?!
- 2ヶ月の転職活動期間に市場価値が200万円も上がったのでしょうか?
- 面接で話を盛りまくり過大評価をゲットしたからでしょうか?
- 転職前の年収が低すぎただけで、一般的な年収レンジを提案されたからでしょうか?
答えはいずれもノーです。(後程それぞれの仮説に対する検証もしています)
私の考える正解は「転職先が給与水準の高い業種だから」です
詳しく説明していきます。
業種別の平均給与
年収200万円アップが実現できた最大の理由は、前述の通り「転職先が給与水準の高い業種だったから」が答えとなります。
では給与水準の高い業種を具体的に紹介します
国税庁の「民間給与実態統計調査 -調査結果報告-(令和元年分)」から、18ページの下記データを参考にしてみてみましょう。
このデータを元に平均給与が高い業種と低い業種を1~5位までまとめると以下のようになります。
- 電気、ガス、熱供給、水道業 平均給与824万円
- 金融業、保険業 平均給与627万円
- 情報通信業 平均給与599万円
- 学術研究、専門技術サービス業、教育、学習支援業 平均給与518万円
- 製造業 平均給与513万円
反対に平均給与が低い業種です。
- 宿泊業、飲食サービス業 平均給与260万円
- 農林水産、鉱業 平均給与297万円
- サービス業 平均給与359万円
- 卸売業、小売業 平均給与376万円
- 医療、福祉 平均給与401万円
平均給与の最も高い「電気、ガス、熱供給、水道業:平均給与824万円」と最も低い「宿泊業、飲食サービス業:平均給与260万円」では約560万円の差がありますね。
貯蓄を増やしたいなら給与水準の高い業種がオススメです。
私の転職先も平均給与が高い業種トップ5のいずれかに該当します
給与水準の高い業種へ行くべき理由
会社という組織で働く以上、一個人の努力だけではどうにもならないこともあります。その最たる例が給与でしょう。
個人の能力よりも業種や会社の要素がはるかに年収に影響を及ぼします
実際さらりいは同じ営業職なのに年収が200万円も上がったもんね
仕事内容に大差ないなら給料は多くもらえる方がいいね
そう!だからこそ貯蓄ペースを上げたいなら給与水準の高い業種を目指すべきです
もちろん職業に貴賎はありませんし、給与水準が低いからダメというつもりも毛頭ありません。ご自身のやりたいことや適正なども加味しながら検討すべきだと思いますので、そこはあしからず。
ところでさっきのデータだと業種間で最大約560万円も給与に差があるのか…
どうしてこんなに違うんだろう?
高年収の業種の特徴として下記が考えられますね
- ライフラインに密接に関わっていて安定性が高い
- 新規参入障壁が高く収益性が高い
- 高度なスキルや専門性が求められる
一方で低年収の業種ではこの辺が考えられそうです。
- 専門性やスキルの必要性が比較的少ない
- 競争が厳しく利益率が低い
- 業績が天候に左右され不安定
業種を取り巻く構造が大きく違うんだね
続いて、弱小企業の平凡営業マンだった私が大企業への転職活動で意識していた点を紹介します。
現職でがんばる
なんで辞めようとしてる会社でがんばらなきゃいけないの?
一見矛盾しそうですが、これは今振り返ってもすごく大事な観点だと思います
面接では「どのような考えや姿勢で業務に取り組んでいたのか」をよく見られていたからです。
- どんなに小さいことでもいいので実績を作る
- 指示を受けて行う仕事以外に、自分で考えて取り組む経験をする
- 困難な事態に直面した時、どのように乗り越えたのか数字で語れるようにする
私は転職を決意してから、この辺のことをより意識して取り組むようにしました。
そのおかげか面接では上記について整理して話すだけでよく、改めて準備することは多くありませんでした。
面接官の立場としても、候補者を次の選考に進ませるためのポジティブな理由は多い方がいいはず
面接では相手の求めているものを察知する
私は圧迫面接気味で、無茶振りやこちらの感情を逆撫でする質問も多かったですが、一瞬ムッとなる質問に対しても、笑顔!言うことは言う!を貫きました。
なぜかというと面接中に「対応力を試されている」と悟ったからです
つまり圧迫面接を通じて「営業の適性を測られていた」わけですね。まぁ当然っちゃ当然なんですが。
営業職は御用聞きだけでは仕事が進まないわけで、相手の話を聞きつつも伝えるべきは伝える、のバランス感覚が求められます。そうやって双方の落とし所を探っていくわけです。
なので面接では質問への切り返しや、ある種の根性も見られていたような気がします。
面接に絶対の正解はないでしょうけど、それでも求められているものを察知しできる限り応える姿勢を見せる。一つの成功事例として参考になれば嬉しいです。
続いて、冒頭の「平凡な営業マンがなぜ年収200万円アップのオファーをもらえたのか?」に対する下記仮説について、それぞれ検証していきます。
- 2ヶ月の転職活動期間に市場価値が200万円も上がったのでしょうか?
- 面接で話を盛りまくり過大評価をゲットしたからでしょうか?
- 転職前の年収が低すぎただけで、一般的な年収レンジを提案されたからでしょうか?
市場価値アップ説
前職・現職ともに営業職ですが、転職活動をしていた2ヶ月の間で営業力が伸びた自覚は全くありません。
転職活動中の前職での営業成績は芳しくなかったですし、他社からヘッドハンティングされるような「デキる営業マン」でもありませんでした。
仮に何らかの理由で市場価値が大幅にアップしていたら、他の会社からの年収見込み額も増えるはず。
ところが現職以外に内定を頂いた会社からの年収提示額は前職と同額でした
やはり私個人の市場価値が上がったとは考えにくいですね
経歴モリモリ過大評価説
職務経歴書や面接において経歴は一切装飾しませんでした。
違和感を与えてしまったり嘘がバレた時の印象悪化を恐れたからです。
こちらは初めての転職活動。相手は百戦錬磨の大企業です。下手な小細工はやめて正直に臨もうと決めていました。
結果的には面接で謙遜しすぎてアピール不足を指摘されましたw
なので過大評価説も年収200万円アップの理由にはなり得ないでしょう
話が逸れますが、仮にモリモリな経歴を評価されても入社した後が大変だと思います。背伸びした評価に見合うように実力以上の結果が求められるからです。
転職前年収が低過ぎ説
これは客観的なデータを用いて検証してみましょう。
前職1年目の年収は260万円でしたが、がんばって成績を上げてその後は360万円まで上がっていました。
年収360万円を低いと捉えるかどうかですね。
参考までに、大手転職サイトdodaの 平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】を見てみます。
- 20代全体の平均年収は348万円
- 20代男性に絞ると371万円
- 職種別の平均年収(20代)営業系は378万円
こうやって見ると、20代で360万円はそこまで悪くないような気がするね
転職前の年収が低すぎ説も成り立たなそうですね
以上、「市場価値アップ説・経歴モリモリ過大評価説・転職前年収が低すぎ説」は年収200万円アップのオファーをもらえた理由になり得ない!という解説でした。
今回の記事では、私が総資産1,700万円を突破するために行ったことの中で転職に焦点を当てました。
重要なことは「年収レンジの高い業種へ転職して貯蓄ペースを加速させる」これに尽きます。
ただし当然そのような業界は熾烈な採用競争があるので、まずは現職で人に語れる成果や行動を起こすことが大事です。
とはいえ時間は有限ですし、実績もスキルもない!という方はぜひ今すぐ転職活動してみてくださいね。
特に20代の方に伝えたいのは「若さは武器」ということ。まずは行動あるのみです。
転職サイトに登録するだけでも大きな一歩だと思います。そこからあなたの人生は変わっていきますよ。
豊かな貯蓄生活を送れるよう応援しています!
ではでは!
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