こんにちは!共働きサラリーマンのさらりい(@sararii_blog)です!
つみたてNISAは2018年にスタートした比較的新しい制度で、2022年12月で丸5年が経ちました。
私は制度開始と同時の2018年1月からつみたてNISAを利用しており、区切りも良いこのタイミングでここまでの運用実績を振り返ってみます。
NISAや投資に関しては2024年から始まる新しいNISAが大きくニュースで取り上げられるなど、ホットな話題ですよね。報道をきっかけに投資に興味を持った方も多いのではないでしょうか。
そんな投資初心者の方にとって、少し先につみたてNISAを始めた私の事例が役に立てば嬉しいです。
さらに、私の保有する銘柄は投資先が様々です。投資した時期が異なるので一概に比較はできませんが、どの銘柄を選べばよいか悩まれている方の参考にもなると思います!
私はグラフの通り「米国・先進国・全世界・日本・新興国」株の投資信託を保有しています
投資未経験者も既につみたてNISAを始めている方もぜひ最後までご覧ください!
目次
では早速、5年間継続したつみたてNISAの結果です!
・投資信託合計の評価額 2,585,121円
・含み益+618,385円(+31.44%)
・元本1,966,736円
約200万円の元本が258万円まで増えている!
とんでもない含み益!
リスクをとった結果と言えるけど、正直こんなに増えるとは思いませんでした
今のところ出来過ぎとも言える結果。保有しているどの銘柄でも含み益が出ている状態です。
ちなみに元本が半端な額である理由は、一度購入ミスがあったためです。(つみたてNISA利用上限枠は年間40万円なので、5年間だと本来は満額200万円の元本になります)
5年間の年別の収支動向も気になるところかと思います。
グラフに表すとこんな感じです。5年間合計ではずいぶん含み益が積み上がってますね。
数字ではこのような結果。
2018年〜2020年の3年間の損益がえらいことになってますね。
2022年のみ損益がマイナスとなってますけど、この結果は全く気にしていません。
そもそもつみたてNISAの目的は「老後資金」のため
つみたてNISAを切り崩す30年後には、どうせ今よりもプラスになっているはず
長期的な視点を持てば目先の損益への一喜一憂がなくなりますね。ですので逆に、現在の30%を超える含み益に対しても個人的には冷静に捉えています。
含み益は含み益であって、利確するまではあくまでも「幻」ですからね。
長期間運用する間には暴落が何度か訪れるでしょう。しかしつみたてNISAはとにかく途中で積み立てをやめないことが大事だと考えています。
2018年運用実績
各年の運用実績を詳しくみていきます。まずは2018年。
・合計含み益+156,114円(+39.03%)
・先進国株と米国株(S&P500)が脅威の+60%超
私自身つみたてNISAがきっかけで投資を始めました。なので当時は全くの初心者。
投資について右も左もわからない中で、よくお世話になっていたのが山崎元さんのこの本です。
ズバリ具体的な銘柄名まで教えてくれているので、初心者にはすごく勉強になるよ!
種類が多すぎて何を選べばいいかわからないもんね
最初はニッセイ外国インデックスファンド(先進国株)と日本株インデックスファンドを50:50で始めました
当時は投資方針がブレブレで途中に銘柄変更をしたため保有銘柄が多くなってしまいました。
その辺りの詳しい選定理由はこちらでまとめています。
2019年運用実績
・合計含み益+231,306円(+57.83%)
・米国株(S&P500)は+70%!
2019年も銘柄変更をしました。なかなか方針が定まりませんねw
2018年との違いは全世界株を投資対象に含めたこと。
投資先国の分散が効いている分、米国株や先進国株よりも若干損益が低いですね。それでも+50%以上ありますし、分散効果がいつか防御力を発揮するタイミングも来るでしょう。
SBI・全世界株式インデックス・ファンドで開始したものの、すぐにeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)に変更しました。変更理由は手数料がより安価だったから(記憶が曖昧ですが)。
2020年運用実績
・合計含み益+210,925円(+52.73%)
・先進国株と米国株(S&P500)は安定の+50%超
銘柄がだいぶ絞られてきたねw
新興国株と日本株の積み立てをやめ、先進国株・全世界株(除く日本)・米国株(S&P500)の3つに絞りました。
先進国株も全世界株も中身は半分以上米国株なので、実質的に米国株への集中投資に舵を切った格好です。
損益はどれも+50%前後と絶好調!
この時点では米国株集中が功を奏しています
2021年運用実績
・合計含み益+43,330円(+11.82%)
・全世界株(除く日本)の損益が+10%割れ
2021年初頭は先進国株・全世界株(除く日本)・米国株(S&P500)の3つを継続していました。
しかしすぐに全世界株(除く日本)と米国株(S&P500)の2つに銘柄を絞っています。
先進国株をやめた理由は、米国株偏重が気になったためです
少しでも分散が効くように全世界株の割合を増やしました
2022年運用実績
・合計含み益−16,164円(−4.04%)
・全世界株(除く日本)、米国株(S&P500)ともに初の損益マイナス
2021年に引き続いて2022年も全世界株(除く日本)と米国株(S&P500)をひたすら積み立てました。
評価損益はつみたてNISAを始めてから初のマイナス。まぁ特に気にせず安く買えて良かったと思ってます。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の昨年のチャートを見ても、株価は安定しなかった1年でしたね。
為替の変動も激しかったですし。いずれにしても私のような金融の素人ではコツコツ定額積立が最適解でしょう。
次に、つみたてNISAで保有している銘柄別の収支を紹介します。
・最高成績 ➡︎ ニッセイ外国株式インデックスファンド+68.16%(積立期間:2018年のみ)
・最低成績 ➡︎ eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)+11.64%(積立期間:2019年〜)
振り返ってみてざっとこんな感想を持ちました
・購入時期が早かったにもかかわらず新興国株のパフォーマンスはそこそこ
・米国株の強さが際立つ(先進国株の損益を見ても明らか)
・日本株も意外と健闘している
・投資期間が短い全世界株には今後に期待
大きな傾向としては「投資時期が早いほど運用成績も良くなる」と言えそうです。
世界経済が今後も右肩上がりで成長するならば、余裕資金はできるだけ早めに投資に回すことで機会損失を避けられますね。
積み立てをやめてしまった銘柄も保有し続けています。売ってしまうと非課税枠ももったいないですしね。
つみたてNISA5年間の振り返りをふまえて、2023年は以下の投資方針でいきます。
全世界株(除く日本)と米国株(S&P500)を変わらず淡々と買い増すのみ!
多少は積立金額を全世界株寄りにするかもしれませんが、銘柄は継続します。
2024年開始の新NISAでも方針は変えず、積立金額を月5万円にアップさせる予定です。
米国株は直近10年間の成績が良すぎたので今後は反動が来るのでは、とも言われていますね。仮に米国株に冬の時代がやってきたとしても、20年後、30年後に花開くことを信じています。
今回はつみたてNISAを5年間やってみた結果について、赤裸々に運用実績を公開してみました!
まとめると
- 5年間の投資信託合計の評価額 ➡︎ 2,585,121円、含み益+618,385円(+31.44%)
- 年別の最高成績 ➡︎ 2019年 +231,306円(+57.83%)、
- 年別の最低成績 ➡︎ 2022年 −16,164円(−4.04%)
- 銘柄別の最高成績 ➡︎ ニッセイ外国株式インデックスファンド+68.16%(積立期間:2018年のみ)
- 銘柄別の最低成績 ➡︎ eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)+11.64%(積立期間:2019年〜)
このような結果でした。
投資する年や銘柄ごとで成績のバラツキも大きかったですよね。ここ数年の成績を見る限りでは米国株一強でしたが、果たして未来はどうなることやら…
未来は誰にもわからないからこそ、自分なりの考えを持って投資ライフを送っていきたいですね。
少しでも参考になれば嬉しいです!
ではでは!