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【体験談】元社員が教えるブラック企業の見分け方5選!

ブラック企業の見分け方アイキャッチ

こんな方におすすめの記事です
  • ブラック企業を見分けるポイントを知りたい
  • 勤めている会社のブラック度を客観的に判断したい
  • ブラック企業を辞める背中を押してほしい

こんにちは!さらりい(@sararii_blog)です。

わたくし今でこそホワイトな東証プライム上場企業に勤めてますが、新卒で入社した会社はブラック企業でした。

どれくらいのブラック度か、例を挙げると…

  • 事前に聞いていない訪問販売をやらされる(求人票や採用面接の意味は…?)
  • 7時30分〜20時で飛び込み営業(労働基準法とは…?)
  • 連日の24時帰宅(残業代とは…?)
  • いきなり給料減額(労働契約法とは…?)
  • 休日出勤の常態化(最長2ヶ月休みなし)
  • 上司からのパワハラ(言語道断)

ブラックの定義は様々でしょうけど、なかなかの底辺具合ですよね…。

休みがなくて長時間労働なんて”あるある”そのものですし。

さらりい
さらりい

1年目は食事が喉を通らず睡眠も浅く、今思うと普通に病んでましたね…

まぁ今となっては貴重な経験だったと感謝している面もあるんですが、普通に考えて就職先がブラック企業なんて絶対避けたいですよね。

ブラック企業には独特の雰囲気があります。それは「あれ?なんか変だな?」という違和感を携えてやってきます。

今回は実際に私が就職活動の選考中や内定時、入社直後に「この会社大丈夫か?」と感じた瞬間、すなわちブラック企業の見分けるポイントを5つ紹介します。

5つのうち該当が多いほど、”危ない”会社の可能性が高まりますので、現在就活中の方は進路変更の検討をおすすめします。

もう内定(入社)しちゃったよ!っていう場合はどうしたらいいの??

さらりい
さらりい

職場のブラック度を客観的に評価できますので、ぜひ最後までご一読ください!

この記事を読んで「もしかしてうちの会社ブラックかも…?」と感じたら、脱出の手立てを考え始めたほうがいいと思います。手遅れになる前に!

ブラック企業の見分け方5選

  1. 初任給の提示額が同業他社より高め
  2. 人事以外の先輩社員と会わせてくれない
  3. 「話が違う」のオンパレード
  4. 先輩社員の様子がおかしい(パワハラ上司に脅える姿)
  5. 仕事の教え方が雑(社員の入れ替わりが激しい)

それでは体験談を交えて解説していきます。

ブラック企業の見分け方① 初任給の提示額が同業他社より高め

若葉マークとデスク

求人票に記載の初任給が同業他社よりも2万円高く提示されていたんです。当時大学生ながら思いました。

「なんでこの会社だけ高いんだ?2万円の差を出せるほど他社と比べて秀でているのか?」と。

疑問は一応持ったものの、結局は「まぁよく分かんないけど、実は人知れず儲かってて隠れたいい会社なのかも!」と都合よく解釈して選考に進んじゃいました。

さらりい
さらりい

当時の自分マヌケすぎる…

2万円高かった理由を入社後に上司へ聞きました。

「他社と同水準だと目立たない。知名度のない企業は学生に選んでもらえない。初任給を少し高く設定するだけで応募数が数倍に増えるから」という理由だそうで。

まんまとブラック企業の策略にハマったわけだね!

さらりい
さらりい

思いっきり釣られた(泣)

たった2万円に…今思い返しても恥ずかしい!

提示額に客観的な根拠(業績など)があったり、業界研究などしっかり下調べをして納得しているなら何も問題はないと思うんです。

最近は新卒にも高額な初任給を提示する企業も出てきていますからね。

まぁ超大手企業はさておいたとしても、何の変哲もないビジネスモデルなのに同業他社より初任給が高めに提示されている会社があれば、疑ってみた方がいいかもしれません。

面接でズバリ理由を聞いちゃうというのも手だと思います。後ろめたいことがなければ、理路整然と回答してくれるはずです。逆に歯切れの悪さを感じるならばブラックなにおいがしますよね。

ちなみに求人票繋がりで「将来の幹部候補生!」などの甘い言葉が載っているところも要注意です。裏返せば幹部候補生を新卒に期待しちゃうくらい人材難ってことですから。

ブラック企業の見分け方② 人事以外の先輩社員に会わせてくれない

頭を抱えてしゃがむスーツ姿の男性

人事以外の社員と接点を持たせないようにしてくる会社も要注意ですね。

私が体験した事例はこんな感じです。

  • 面接会場が会社の一室なのに、他の社員の姿がどこにも見えない(勤務時間中のはず)
  • 先輩社員の仕事風景を見せてほしいと要望しても、はぐらかされる(社員はすぐ近くにいるのに)
  • 内定者研修に営業マンの先輩社員が1人も出てこない(営業会社なのに)
  • 研修終わりの飲み会でも、参加者は人事と社長と内定者のみ(もうこのメンツ飽きたよ…)

内定者研修の会場は会社近くの貸会議室だったんですよ。「せっかくだから研修終わりにちょっと寄ってみたい、どんな様子なのか見てみたい」と内定者が要望を出したんですけど、ことごとく聞き入れられませんでした

「外回り中で誰もいない」とか「先輩社員も別の研修中で通常業務はしていない」などと理由をつけて。

さらりい
さらりい

これにはさすがに「え?なんでそこまで隠すの?」
と強烈に違和感を覚えました

今思えば飛び込みの訪問販売をやらされるなんて微塵も思っていない内定者に、ゴリゴリの訪問販売営業マンは絶対に会わせたくなかったのでしょう。

真実を知ったらその場で内定辞退されると思っていたのかもしれません。

さらりい
さらりい

必要以上に情報を隠したがる会社はブラック要素高め、という実例です

ブラック企業の見分け方③ 「話が違う」のオンパレード

うずくまる木の人形

どこの会社でも「聞いていた話と違う」というのは、大なり小なりあることでしょう。

ですが、業務内容や給料のように”絶対に外せない項目”でも食い違うと立派なブラック企業ですね。たとえばこんな風に。

業務内容

入社

・事前に取得しているアンケートに基づいて、教材に興味のある見込み客へ営業をかける

アンケートはイベントを企画して回収する。後日そのお宅を訪問して商談してもらう

入社

朝から晩まで新規顧客開拓。手当たり次第一軒家を訪問。完全なる飛び込み営業

給料

入社:給料減額について事前に説明なし

入社:営業成績悪い奴は来月から2万円給料カットね

賞与

入社:求人票に「賞与あり」の記載

入社:ない。契約をたくさん取れば給料が上がるからがんばれ

その他

入社:最終面接時の社長「うちの会社でタバコ吸ってる奴なんかいないよ」

入社:喫煙者率5割。まさかの社長も…←

いやー食い違いがすごい…w

業務内容や給料は事前にもっときちんと確認すべきで、こちらの反省点でもあるんですけどね。面接中に業務内容を深掘りして聞いた時、面接官が一瞬うろたえたことを覚えています。そこにヒントがあったのに…!

タバコの話くらい別に大したことない、という意見もあるかと思います。

ここでお伝えしたいことは、小さなを何とも思っていない社長の姿勢が、食い違いの発生や情報をオープンにしない組織風土を生み出している、ということです。

些細なごまかしが日常化している人(組織)は、徐々に大きな過ちにも無頓着になっていくのだと実感しました。

嘘も方便とあるように、全てが悪いと言いたいのではありません。

自分の保身のために相手を欺く行為を平気でしてくる人(組織)に対して、ぜひ注意していただきたいのです。

ブラック企業の見分け方④ 先輩社員の様子がおかしい(パワハラ上司の存在)

ミニチュアの人と虫眼鏡

パワハラ上司が本領を発揮するのは少し時間が経ってから。最初は猫を被ってます。

入社したての頃は自分の会社でパワハラなんてあってほしくないと願ってますよね。なので外から見てたら誰が危ない人物かなんてわかんないんです。

それでも職場に慣れてくると、「ある上司に対してだけ」先輩社員たちの様子がおかしいことに気づいたんですよ。

  • 電話がかかってくると我々から離れて受け、電話が終わって帰ってくるとため息ばかり
  • チームメンバーの入替時、その上司チームに振り分けられた人から滲み出る絶望感
  • 「仕事以外の話をしているときはいい人なんだけどなー」という先輩複数人からの愚痴

具体的にはこんな感じ。

この人の雰囲気なんか変だぞ」と感じたら、うまく距離を取ったり、時にはゴマも擦りながら、パワハラのターゲットにならないよう対応を始めた方がいいですね。

まぁそのうち素性を隠しきれなくなって、公然とパワハラしだすんで時間の問題なんですけど。

ちなみに直接にしろ間接にしろパワハラを受けたのであれば、信頼できる別の上司や経営陣に即刻助けを求めるべきですよね。

上層部も実態を把握していないはずはないので、訴えがあった際に会社としてどう対応するのか。

万が一パワハラ上司の肩を持つようなら、いよいよ見限るべきだと思います。もっとあなたを大事にしてくれる職場は他にあります。

ブラック企業の見分け方⑤ 仕事の教え方が雑(離職率が高い)

男の後ろ姿と矢印

私が退社するまでの数年間、新卒含めて累計20人以上は辞めていきました。大企業ならともかく、社員数が30人にも満たない中小企業でですよ。

補充したところですぐにまた辞める。この繰り返し。最短で2日目に会社に来なくなった人もいましたね。

人が辞めていくことに慣れてくると、会社側の人間の心理として、段々と新しい人材に期待しなくなってくるんですよね。

私も感覚が麻痺してきて、中途入社してきた人がいても「この人は何ヶ月持つかな…。」などと失礼にも考えてしまってました。

もちろん戦力になってほしいので教えられることは伝えますが、教え方も雑なってました。

これは私個人だけでなく会社全体の傾向として感じていたことです。

なので、あなたが入社した会社でも社員の退職や採用が常態化していたり、あまり熱心に仕事を教えてもらえていないと感じたら、ブラックな職場である可能性が高いと思います。

まとめ

ブラック企業の選考を通過し実際に勤務した経験から、”危ない” 可能性が高い企業の見分け方5選について解説しました。

改めて5つのポイントをおさらいします。

  1. 初任給の提示額が同業他社より高め
  2. 人事以外の先輩社員と会わせてくれない
  3. 「話が違う」のオンパレード
  4. 先輩社員の様子がおかしい(パワハラ上司の存在)
  5. 仕事の教え方が雑(離職率が高い)

こうして客観的に見ると”やばい雰囲気”はプンプンしますよね。

でもいざ当事者になってみると「これが普通なのかな」と意外に受け入れてしまうことも多かったです。

さらりい
さらりい

このブログの読者様には私の二の舞にはなってほしくありません

もし上記以外でも「なんか変だな」と引っかかることがあれば、どんな些細なことでも、あなたのその感覚を大事にしていただきたいです。

もし既にブラックな職場だと感じているのであれば、手遅れになる前に、少し勇気を出して行動してみてください。

ブラック気質な職場で働けているだけで、十分にメンタルは鍛えられているはずです。

周囲に助けを求めたり、異動希望を出したり、転職の情報収集を始めるなど、できることことからで構わないと思います。

あなたのサラリーマン人生が平和で実り多いものになるよう陰ながら応援しています。

最後までお読みくださりありがとうございました。

ではでは!

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